現在ロシア連邦政府は目的にかかわらず、日本を含む多くの外国人に対してビザ(査証/VISA)の取得を義務づけています。通常ビザの申請は事前に大使館・領事館を通して申請をする事になりますが、2017年8月8日からロシア連邦・沿海地方へ渡航する18ヵ国の外国人を対象に、その手続き書類を簡略化し利便性を高めるためオンラインでの申請が導入されました。そのオンラインで申請し電子的に発行された承認書の事をE-visa(電子ビザ)と言います。
E-visaの有効期間は発行から30日間、申請可能日は入国予定日の20日前から4日前までとなっています。
E-visaの種類は観光・ビジネス・人道(スポーツ、文化、科学技術関係)の3種類です。
E-visaで出入国可能な空港・検問所は以下の11か所、滞在可能エリアはウラジオストクのある沿海地方に限定されています。
【空路】
ウラジオストク<クネヴィチ>(Knevichy)空港
【海路】
ウラジオストク(Vladivostok)港
ザルビノ(Zarubino)港
ペトロパブロフスク‐カムチャツィキー(Petropavlovsk-Kamchatsky)港
コルサコフ(Korsakov)港
ポシエット(Posiet)港
【陸路】
ー鉄道ー
ポグラニーチヌイ(Pogranichny)
ハサン(Khasan)
マハリノ(Makhalino)
ー車ー
ポルターウカ(Poltavka)
ツリーロッグ(Turiy Rog)
申請者は、申請時にパスポートの残存期限が6か月以上、且つ残1ページ以上(入国時のスタンプを押す為のページ)が必要です。